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たいち

120歳まで最高の体調・若さを維持する健康戦略を、本や論文によるインプット & 実践をもとに発信しています


【経歴】青山学院大学→新卒でITコンサルティング企業に入社→4年3ヶ月働く→健康的な生活を追求するために退職→現在はフリーのSEとして活動中です

寒冷順化をして寒さに強い健康体をつくる3つの方法

寒冷順化

「冬は寒くて外に出る気分になれない」
「手足の冷え性がつらい」

寒い季節はふとんやこたつを出るのがおっくうになりますよね。でも寒さで行動力が落ちるのは、寒冷順化ができていないせいです。

寒冷順化とは寒さに適応した強い体をつくること。今回はぼくが実践している寒冷順化の方法を3つご紹介します。

寒さを感じにくく、冬でも快適に低コスト(衣類・暖房代削減)で過ごせる健康体が手に入るので、ぜひ読んでみてください(๑•̀ •́)و✧

目次

なぜ寒冷順化が必要なのか

マナト
暖房とかヒートテック、厚着で防寒すれば寒冷順化なんていらなくない?
りゅう師
寒さは体に良い。だから寒さの健康メリットを得るために、低い気温にも強い体が必要なのじゃ

寒さには4つの健康メリットがあります。

寒さの4つの健康メリット
  • 老化を抑える
  • 病気にかかりにくくなる
  • 睡眠の質が上がる
  • やせやすくなる

なぜ寒さに上記の効果があるのか気になる方は、↓の寒さが健康に良い理由を解説した記事をご覧ください。

» 寒さの4つの健康メリット

寒冷順化をする3つの方法

ここからぼくがふだんやっている、寒さに強い体を作る方法を3つ紹介します。

寒冷順化をする3つの方法
  1. HIITで筋肉・毛細血管を増やして発熱力を上げる
  2. 30秒の冷水シャワーで熱を生み出す褐色脂肪細胞を増やす
  3. できるだけ薄着をして寒さに体を慣らす

HIITで筋肉・毛細血管を増やして発熱力を上げる

HIIT

寒さに強い体を作るには、体が熱を生み出す力を上げるのが手っ取り早いです。具体的には筋肉量・毛細血管の増加が有効。

人の体温維持のための熱の約6割は筋肉が生んでいます。そして体内で作られた熱を全身に運ぶのが血液。毛細血管を増やせば手足の末端まできちんと熱を伝えられて冷えにくい体になります。

この筋肉と毛細血管の両方を増やす理想の運動がHIIT(高強度インターバルトレーニング)です。ジャンプスクワットなどの高強度運動と、ウォーキングなどの低強度運動を交互に繰り返します。

りゅう師
HIITで心肺に強い負荷をかけ、血液が勢いよく全身に流れることで毛細血管が増えるのじゃ
マナト
筋トレになるから筋肉量も増えるね

HIITがきつい方は、スクワットなど足の筋トレがおすすめ。足は人体で最大の筋肉であり、効率的に筋肉量を増やせるからです。

30秒冷水シャワーで熱を生み出す褐色脂肪細胞を増やす

冷水シャワー

脂肪を分解して熱を生み出す褐色脂肪細胞は寒さで活性化します。そこでおすすめなのが毎朝30秒の冷水シャワー。

入浴後、首のうしろに30秒冷水シャワーをあびる

具体的なやり方は入浴後、首のうしろに30秒間、温度を1番冷たいところに設定した冷水シャワーをあびましょう。なぜ首のうしろかというと、褐色脂肪細胞は首・肩甲骨・背骨のまわりに多くあるからです。

首、肩甲骨、背骨

ぼくは毎朝風呂→30秒冷水シャワーがルーティンです。あびている最中は冷たいですが、終わると意外に寒さはありません。褐色脂肪細胞が活性化しているせいか、むしろ体の表面がじんわり暖かくなっています

冷たい感覚を軽減する方法

マナト
冷水シャワーなんて冷たすぎて絶対むりだよ!
りゅう師
最初は暖かい温度から少しずつ慣らしていくと良いぞ

ぼくが2年ほど前に初冷水シャワーをやったときは真冬。冷たすぎて一瞬でざせつし、もう1回お風呂に入り直しました(笑)そこで冷たい感覚を減らすために工夫したのが以下の3つのポイントです。

冷水シャワーの冷たさを減らす方法
  1. 最初はシャワーの温度を40℃くらいにする→ゆっくり温度を調節するハンドルをひねり、冷たくしていく→「冷たっ!」と感じ始めたら一気に最低温度まで下げる
  2. 冷水中はくり返しできるだけ長く、おなかから息を吐く
  3. 気持ちいい〜と思いながら、表情も気持ち良いときの笑みを浮かべる

人は急激な温度変化ほど刺激を強く感じます。お風呂で温まっている体にいきなり冷水をかけたら冷たい感覚を強烈に味わうのは当然。①の方法でゆっくり温度を下げると、刺激を和らげられます

少しずつ温度を下げても「冷たい」と感じ始めたら以降は感覚的にあまり変わりません。なのでそこからは一気に最低温度まで下げてしまいましょう。

②のおなかから息を吐く理由は血液を動きやすくするため。冷たさで息を止めてしまうと以下の流れで冷たい感覚や痛みが増します。

  1. 肺がふくらんだままになり内臓を圧迫
  2. 圧迫された内臓から血液が押し出される
  3. 体は体温調節のために血液をを動かしたいのに、内臓からどんどん血液が押しよせてくる
  4. 血液で熱が運べなくなり、冷たい感覚や痛みが強まる
マナト
気持ちいいと思いながら笑うのは本当に意味あるの?
りゅう師
思いこみが実際に体を変化させるプラシーボ効果と、笑顔のリラックス効果で冷たい感覚が減るのじゃ

③は見た目がけっこう怪しくなりますが、やるのとやらないのとでは冷水シャワーのつらさが全然違います。だまされたと思って試してみてください。

できるだけ薄着をして寒さに体を慣らす

薄着

ぼくは外出時、できるだけ着るものを減らしています。真冬で1番着こんでいる状態でも半袖Tシャツにパーカーと、下は長ズボン。インナーはパンツのみです。

体にはもともと体温調節機能があるので、防寒のしすぎは
体温調節機能がにぶる→より寒くなる→より防寒するようになる→体温調節機能が……
という悪循環になりかねません。

むしろ少し薄着にして、寒さを感じたら体を動かすほうが体温調節機能は活性化し、運動にもなって一石二鳥です。動きやすくて洗濯物も減って、いいことづくめですよ(๑•̀ •́)و✧

寒冷順化で寒い季節を快適・健康に過ごそう

今回の内容をまとめておきます。

寒冷順化のまとめ

寒冷順化で寒さに強い体を作ることで、寒い季節をより快適に低コスト(衣類・暖房代削減)で過ごせます。しかも寒さの健康メリットまで得られるのです。

ぜひちょっとした薄着や5秒間だけ冷水シャワーをあびるなど、小さくためしてみてください。そのうちより元気で寒さに強い体になっていると実感できますよ(๑•̀ •́)و✧

寒冷順化

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